経済産業省産学連携サービス経営人材育成事業

プログラム

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プログラム開発

プログラムの全体像

3年後の構想

基本的な考え方

「美」のサービスイノベーション人材を育成するプログラムの開発事業では、現在のハリウッド大学院大学に設置されている「ビューティビジネス研究科」を発展させた3年後の姿を構想した。
「ビューティビジネス研究科」は平成20年度に開学したが、その後、カリキュラムは、美容サロンビジネスから美容関連産業ビジネス、サービスビジネスへと対象領域を拡大しながら発展している。
これは、ビューティビジネスがサービスビジネスのひとつであり、受講者のニーズの多様化を考えれば、ごく自然な流れであるといえる。

今回、経済産業省の「サービス経営人材育成事業」の補助を得て検討すべきは、本学の今後の発展と経産省事業の趣旨を重ねたとき、3年後の本学専門職大学院の姿はどうあるべきかということにつきると考えられる。

3年後の構想

このフレームワーク全体の中で、社会的なニーズとして意味があり、かつ、修士課程として現実的なカリキュラムとなる小さな枠組みを「専攻」として位置づけ、従来の「ビューティビジネス研究科」の内容を充実させた「ビューティビジネス専攻」、イノベーションを引き起こす可能性が最も高い「IT・クラウド」領域をサービス産業全体について研究・学習する「サービスIT専攻」あるいは「サービスITイノベーション専攻」としてカリキュラム化することをイメージした。

統一する理念

プログラムの設計に当たっては、常に「サービス産業の生産性向上」を念頭に置くことを心掛けている。

生産性向上を中心としたプログラム全体のイメージ

カリキュラムの全体像

基本的な考え方

現在の「ビューティビジネス研究科」を発展させ、3年後に「サービスビジネス研究科」としてリニューアルし、その中に「ビューティビジネス専攻」と「サービスIT専攻」を設けるとした場合を想定して、専攻間に共通か共通でないか、必修か選択かに分けて、どのような科目が考えられるか、どこで学習する内容はどのようなものか、議論を進めて、カリキュラムの全体像を描くことにした。

入門講座のシラバス

重要度が高い、オンライン学習コンテンツにしやすいなどの基準により、実験講座で実施する科目を選んだ。また、実験講座のスケジュールを組んでいたこと、あくまで実験的なものであることなどの理由により、科目の入門レベルに相当し、短期的に学習可能な「入門講座」にすることとした。

  1. ビューティビジネス入門 (ビューティビジネス論の冒頭部分)
  2. イノベーションマネジメント入門 (サービスイノベーションマネジメント論の冒頭部分)
  3. クラウドマネジメント入門 (クラウドマネジメント論のダイジェスト版)
  4. コスメ入門 (コスメティックビジネス論の冒頭部分)
  5. サービスマーケティング入門 (サービスマーケティングの考え方を説明する部分)

ビューティビジネス入門シラバス

イノベーションマネジメント入門シラバス

クラウドマネジメント入門シラバス

コスメ入門シラバス

オンライン学習システム

「美」のサービスイノベーション人材を育成するプログラムの開発事業では、制作した授業コンテンツを受講者に提供する基盤システムとして、2つのシステムを想定した。
1つは、見た目や使い勝手が従来のeラーニングの典型、すなわち、オンデマンド型の学習環境を指向したCourse Builder、もう1つは、教員がひとつテーマを投げかけると、生徒がそれに答え、それを見た教員が次のテーマを与える…というようなインタラクティブな学習環境を想定したGoogle Classroomである。

Course Builder

Course Builderの特徴

Course BuilderはGoogle AppEngineを使ってクラウドサーバ上に授業コンテンツや試験コンテンツを展開できるアプリケーションで、Google社がMOOCを指向して開発した戦略的なアプリケーションとして位置づけることができる商品(アプリケーションの使用については無償)である。
利用者からの見た目は、普通のeラーニングシステムと同様であるが、パラメータの設定を重ねるだけで、授業や試験を組み立てることが可能で、かつ、豊富な学習解析機能を持っている。
ただ、まだ新しいシステムであるため、開発側としても、より深い機能調査が必要である。

Course Builder

Google Classroom

Google Apps for Education

Google社は、法人向けにGoogle Apps for Worksというサービスを有償で提供している。
このサービスを利用すれば、Gmailはもとより、Googleドライブ、カレンダー、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、サイト、ハングアウトなどのアプリを自由に利用できる。

一方、仕組みとしてGoogle Apps for Workと同様であるが、学校法人向けの実質無償のサービスとして、Google Apps for Education がある。
このサービスと契約すれば、ドライブの容量は実質無制限、アカウントに比例した費用などが一切かからない、教育機関として大変有利なサービスである。
Google Classroomは、このGoogle Apps for Educationでしか提供されていないアプリケーションである。

Google Classroom

Google Classroomは、「教員」と「生徒」のいずれかの立場で使用する。
「教員」として使用する場合、「お知らせ」を投稿したり、「課題」を提示したりすることができる。
「生徒」は、「教員」からの「お知らせ」を見てコメントを発したり、「課題」に対する回答やコメントを投稿したりすることができる。
「教員」は「課題」に対する回答を見て、「生徒」にコメントを発することができる。このようなインタラクティブな機能を簡単に実現でき、しかも、「お知らせ」、「課題」、「コメント」などのメッセージには、ファイルを添付したり、リンクを設定したり、Googleドライブ上のファイルを指定したり、YouTubeにアップロードした動画を参照したり、といった豊かな表現手段を持っている。
カレンダーやハングアウトといったGoogleのアプリケーションとの連携も容易である。

Classroom画面例

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